お迎えしたばかりの盆栽を、とりあえず自宅の床の間に飾ってみました。
まだ剪定もしていなければ、苔も貼っていません。お店からそっと移動させただけ。
それなのに――花台の上に置いただけで、部屋の空気がふわっと変わった気がしました。

まるで空間に一本の「静けさ」が生まれたような、不思議な感覚。
床の間がいつもより凛とし、見るたびに心が落ち着くのを感じます。
こんなにも“置くだけ”で雰囲気が変わるとは…
正直、驚きとともに、盆栽の奥深い魅力に少しずつ惹かれ始めています。
この日は、盆栽に取り憑かれたように何度も眺めては写真を撮っていました。
手を加える前の、まさに“ありのまま”の姿。
この自然体の美しさを、まずはしっかりと記録に残しておきたくて。
今後は、剪定や植え替え、苔貼りなど少しずつチャレンジしていく予定です。
でもまずは、「見る・感じる」ことから。
盆栽と過ごす時間が、こんなにも豊かなものになるとは思いませんでした。
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