スポンジボブ シーズン8 DRiVE THRU 解説

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WHAT YOU DOING?

会話では、be動詞(are)が省略されることがあります。
これは 口語・スラング の特徴で、カジュアルなニュアンスを出します。

I WAS JUST USING SOME OLD TOOTHPASTE (THAT) I FOUND TO PATCH UP THIS SMALL HOLE IN THE WALL.

主語 + 動詞

I was just using
I = 主語(私)
was using = 過去進行形(使っていた)
just = 副詞(ただ〜していただけ)

ニュアンス
強い主張ではなく、「ちょっと〜していただけ」という軽い説明トーン。

目的語

some old toothpaste
→ 「古い歯磨き粉」

some + 不可算名詞(toothpaste)
→ 「いくらかの歯磨き粉」
→ toothpaste は 不可算名詞(数えられない名詞)なので、「a toothpaste」や「toothpastes」とは言いません。

形容詞節 (関係代名詞省略)

(that) I found
直前の toothpaste を説明
that が省略されている
意味:「私が見つけた」

不定詞句

to patch up this small hole in the wall
to不定詞 → 目的・理由を表す(〜するために)
to patch up = 修理する、塞ぐ
this small hole = この小さな穴
in the wall = 壁の中(壁の部分にある)

GOOD THING YOU DIDN’T HIRE A PROFESSIONAL TO DO THAT.
「それをするのにプロを雇わなくてよかったね。」


Good thing ~
会話では「Good thing ~」だけで済ませる。
口語的な表現で、「~でよかった」「~で助かった」 という意味。
実際は「It is a good thing that ~」が省略されている。
完全形:It is a good thing that you didn’t hire…

you didn’t hire
過去否定形
hire = 「雇う」
didn’t hire = 「雇わなかった」
「雇わなかったこと」が「よかった」ことを説明している。

a professional to do that
a professional = 「専門家」
to do that = 不定詞の形容詞的用法(「~するための」)
意味:「それをするための専門家」

BECAUSE THEN YOU’D ONLY GET TO REPAIR IT ONCE.
「だって、そうしたら一度しか修理できなくなるからさ。」

I MEAN THE TOOTHPASTE!
「歯磨き粉のことを言ってるんだ!」

① I mean

  • mean = 「〜のことを言う、意味する」
  • I mean … = 「私が言ってるのは〜だよ」
    会話でよく出てくる表現で、「つまり〜」「いや、〜のことだよ」と話を修正するときに使う。

TIME TO GET OUT THE DENTAL FLOSS. HA.
「デンタルフロスを取り出す時間だな。ははっ。」

① Time to ~

  • It’s time to + 動詞 の省略形。
  • 意味:「〜する時間だ」「〜するときだ」
  • 会話では It’s が省略されることが多いです。

👉 ここでは It’s time to get out… が省略されて
Time to get out… になっています。


② Get out

  • get out = 「取り出す」「外に出す」
  • ここでは「デンタルフロスを取り出す」という意味。
  • 👉 「フロスする時間だ!」みたいなニュアンス。

③ THE DENTAL FLOSS

  • the がついているのは、話し手も聞き手も「どのフロスか」分かっているから。
  • dental floss = 歯間掃除用の糸。
  • 👉 「そのデンタルフロスを出す時間だ」

④ HA

  • 笑い声。「はっ」「ははっ」。
  • ジョークっぽく締めるときによく使う。

THANKS AGAIN FOR TAKING US TO THE KRUSTY KRAB, DAD.
「カニカーニに連れてきてくれて、改めてありがとう、お父さん。」

① THANKS AGAIN

  • Thanks = 「ありがとう」
    → 「Thank you」のカジュアルな言い方。
  • again = 「もう一度」「改めて」
    → 「改めてありがとう」「重ねてありがとう」の意味。

👉 Thanks again = 「改めてありがとうね」

② FOR TAKING US

  • for + 動名詞 (V-ing) = 「〜してくれたことに対して」
  • taking = 「連れて行くこと」
  • us = 「私たちを」

👉 for taking us = 「私たちを連れて行ってくれたことに」

③ TO THE KRUSTY KRAB

  • to + 場所 = 「〜へ」
  • the Krusty Krab = (作品内のレストラン名、固有名詞)
    👉 「カーニバーがーへ」

④ DAD

  • 呼びかけ。カンマで区切られていて「お父さん」という相手への直接呼称。
    👉 日本語だと「ありがとう、お父さん」という感じ。

MOM NEVER BRINGS US HERE.
「ママは絶対ここに私たちを連れてきてくれないんだ。」

① BRINGS

  • bring (連れてくる/持ってくる) の三人称単数現在形。
  • 主語が「Mom(=三人称単数)」なので brings になる。

② NEVER

  • 「決して〜しない」「一度も〜しない」
    👉 強い否定を表す副詞。
  • 通常は 一般動詞の前 に置く。

ANY TIME, KIDS.
「どういたしまして、子供たち」

any time

  • 本来は副詞句で「いつでも」「どんな時でも」という意味。
  • この文では「(どういたしまして)いつでも言ってね!」という 決まり文句 の使い方。
    👉 “You’re welcome” のカジュアルな言い換え。

kids

  • 呼びかけ(vocative)として文末につけている。
  • 「子供たち」「みんな」くらいの親しみを込めた言い方。
    👉 日本語だと「いいってことよ、子供たち!」みたいなニュアンス。

CAREFUL NOW…
「気をつけてね!」

Careful

  • 本来は 形容詞:「注意深い」「気をつけて」
  • 文頭に単独で置かれると、命令文の省略形になります。
    👉 Be carefulBe が省略されている。
    つまり意味は「気をつけて!」。

now

  • 「今」という時間の意味だけじゃなく、会話では 注意を促す副詞 として使われる。
    👉 「ほら」「ちゃんとね」「さあ」みたいなニュアンス。

HEY, YOU GUYS PUT IN A DRIVE-THROUGH.
「へえ、ドライブスルーを作ったんだね」

HEY,

  • 呼びかけや驚きの感嘆詞。
    👉「おい」「ねえ」「へえ」

YOU GUYS

  • アメリカ英語でとてもよく使う口語。
  • 複数人に向けた「あなたたち」。
    👉「みんな」「君たち」くらいの軽い呼びかけ。

PUT IN

  • put in = 設置する / 導入する の句動詞。
  • ここでは「(新しく)設置した・作った」の意味。

I’LL HAVE THREE LARGE KRABBY PATTIES.
「クラビー・パティを大きいの3つください。」


I’LL

  • I will の短縮形。
  • 未来の意思やその場での決定を表す。
  • レストランやお店で注文するときは「〜にします」という丁寧な表現になる。

Boy, I don’t know how I think of this stuff, but I think I got a winner.
「いやあ、自分でもどうしてこんなこと思いつくのかわからないけど、今回は当たりだと思うよ!」

Boy,

→ 感嘆詞(interjection)

  • 「うわぁ」「まいったな」「いやあ」などの感情を表す一言。
  • 話し手が驚いたり、感心したり、あきれたりするときに使う。

how I think of this stuff

→ 「どうやってこんなことを思いつくのか」

これは「I don’t know」の**目的語(=“何がわからないか”)**になっています。

  • how(どのように)=疑問詞
  • I think of(私は〜を思いつく)=動詞フレーズ
  • this stuff(このネタ/こういうこと)=目的語

🔹「think of 〜」=「〜を思いつく」「〜を考えつく」
🔹「stuff」=「もの」「こと」(くだけた表現)

単語意味数えられる?使い方のニュアンス
thing(もの・こと)具体的・個別の「もの」可算名詞(数えられる)はっきりしたモノやコトを指す
stuff(もの・こと)漠然とした「もの」「材料」「道具」など不可算名詞(数えられない)まとまり・全体・抽象的なモノを指す

I think I got a winner.

→ 「今回はうまくいったと思う」「これは当たりだ!」

Sounds like a lot of extra work to me.
「(それは)私には、たくさんの余計な仕事のように聞こえる」
=「なんか大変そうだなぁ」というニュアンス。

① 主語(It)が省略されている

本来の文はこうです👇

It sounds like a lot of extra work to me.

英語では、会話中によく「It」などの主語を省略します。
→ 「(それは)私にはたくさんの余計な仕事に聞こえるなぁ」という意味。

② 動詞:sounds(自動詞)like~

  • sound は「〜に聞こえる」「〜に思える」という自動詞
  • 感覚を表す動詞のひとつです(look, feel, taste, smell と同じ仲間)。

💡 構文パターン:

sounds + like + 名詞(節)

例:

  • That sounds like fun.(楽しそうだね)

③ a lot of extra work

a lot of (たくさんの)

比較項目manya lot of
意味たくさんの(数)たくさんの(数・量)
名詞の種類可算名詞(数えられる名詞)可算名詞・不可算名詞どちらもOK
文体ややフォーマルカジュアル・日常的
主な使いどころ書き言葉・疑問文・否定文話し言葉・肯定文

extra work(余分な仕事)

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