WHAT YOU DOING?
会話では、be動詞(are)が省略されることがあります。
これは 口語・スラング の特徴で、カジュアルなニュアンスを出します。
I WAS JUST USING SOME OLD TOOTHPASTE (THAT) I FOUND TO PATCH UP THIS SMALL HOLE IN THE WALL.
主語 + 動詞
I was just using
I = 主語(私)
was using = 過去進行形(使っていた)
just = 副詞(ただ〜していただけ)
ニュアンス
強い主張ではなく、「ちょっと〜していただけ」という軽い説明トーン。
目的語
some old toothpaste
→ 「古い歯磨き粉」
some + 不可算名詞(toothpaste)
→ 「いくらかの歯磨き粉」
→ toothpaste は 不可算名詞(数えられない名詞)なので、「a toothpaste」や「toothpastes」とは言いません。
形容詞節 (関係代名詞省略)
(that) I found
直前の toothpaste を説明
that が省略されている
意味:「私が見つけた」
不定詞句
to patch up this small hole in the wall
to不定詞 → 目的・理由を表す(〜するために)
to patch up = 修理する、塞ぐ
this small hole = この小さな穴
in the wall = 壁の中(壁の部分にある)
GOOD THING YOU DIDN’T HIRE A PROFESSIONAL TO DO THAT.
「それをするのにプロを雇わなくてよかったね。」
① Good thing ~
会話では「Good thing ~」だけで済ませる。
口語的な表現で、「~でよかった」「~で助かった」 という意味。
実際は「It is a good thing that ~」が省略されている。
完全形:It is a good thing that you didn’t hire…
② you didn’t hire
過去否定形
hire = 「雇う」
didn’t hire = 「雇わなかった」
「雇わなかったこと」が「よかった」ことを説明している。
③ a professional to do that
a professional = 「専門家」
to do that = 不定詞の形容詞的用法(「~するための」)
意味:「それをするための専門家」
BECAUSE THEN YOU’D ONLY GET TO REPAIR IT ONCE.
「だって、そうしたら一度しか修理できなくなるからさ。」
I MEAN THE TOOTHPASTE!
「歯磨き粉のことを言ってるんだ!」
① I mean
- mean = 「〜のことを言う、意味する」
- I mean … = 「私が言ってるのは〜だよ」
会話でよく出てくる表現で、「つまり〜」「いや、〜のことだよ」と話を修正するときに使う。
TIME TO GET OUT THE DENTAL FLOSS. HA.
「デンタルフロスを取り出す時間だな。ははっ。」
① Time to ~
- It’s time to + 動詞 の省略形。
- 意味:「〜する時間だ」「〜するときだ」
- 会話では It’s が省略されることが多いです。
👉 ここでは It’s time to get out… が省略されて
Time to get out… になっています。
② Get out
- get out = 「取り出す」「外に出す」
- ここでは「デンタルフロスを取り出す」という意味。
- 👉 「フロスする時間だ!」みたいなニュアンス。
③ THE DENTAL FLOSS
- the がついているのは、話し手も聞き手も「どのフロスか」分かっているから。
- dental floss = 歯間掃除用の糸。
- 👉 「そのデンタルフロスを出す時間だ」
④ HA
- 笑い声。「はっ」「ははっ」。
- ジョークっぽく締めるときによく使う。
THANKS AGAIN FOR TAKING US TO THE KRUSTY KRAB, DAD.
「カニカーニに連れてきてくれて、改めてありがとう、お父さん。」
① THANKS AGAIN
- Thanks = 「ありがとう」
→ 「Thank you」のカジュアルな言い方。 - again = 「もう一度」「改めて」
→ 「改めてありがとう」「重ねてありがとう」の意味。
👉 Thanks again = 「改めてありがとうね」
② FOR TAKING US
- for + 動名詞 (V-ing) = 「〜してくれたことに対して」
- taking = 「連れて行くこと」
- us = 「私たちを」
👉 for taking us = 「私たちを連れて行ってくれたことに」
③ TO THE KRUSTY KRAB
- to + 場所 = 「〜へ」
- the Krusty Krab = (作品内のレストラン名、固有名詞)
👉 「カーニバーがーへ」
④ DAD
- 呼びかけ。カンマで区切られていて「お父さん」という相手への直接呼称。
👉 日本語だと「ありがとう、お父さん」という感じ。
MOM NEVER BRINGS US HERE.
「ママは絶対ここに私たちを連れてきてくれないんだ。」
① BRINGS
- bring (連れてくる/持ってくる) の三人称単数現在形。
- 主語が「Mom(=三人称単数)」なので brings になる。
② NEVER
- 「決して〜しない」「一度も〜しない」
👉 強い否定を表す副詞。 - 通常は 一般動詞の前 に置く。
ANY TIME, KIDS.
「どういたしまして、子供たち」
① any time
- 本来は副詞句で「いつでも」「どんな時でも」という意味。
- この文では「(どういたしまして)いつでも言ってね!」という 決まり文句 の使い方。
👉 “You’re welcome” のカジュアルな言い換え。
② kids
- 呼びかけ(vocative)として文末につけている。
- 「子供たち」「みんな」くらいの親しみを込めた言い方。
👉 日本語だと「いいってことよ、子供たち!」みたいなニュアンス。
CAREFUL NOW…
「気をつけてね!」
① Careful
- 本来は 形容詞:「注意深い」「気をつけて」
- 文頭に単独で置かれると、命令文の省略形になります。
👉 Be careful の Be が省略されている。
つまり意味は「気をつけて!」。
② now
- 「今」という時間の意味だけじゃなく、会話では 注意を促す副詞 として使われる。
👉 「ほら」「ちゃんとね」「さあ」みたいなニュアンス。
HEY, YOU GUYS PUT IN A DRIVE-THROUGH.
「へえ、ドライブスルーを作ったんだね」
① HEY,
- 呼びかけや驚きの感嘆詞。
👉「おい」「ねえ」「へえ」
② YOU GUYS
- アメリカ英語でとてもよく使う口語。
- 複数人に向けた「あなたたち」。
👉「みんな」「君たち」くらいの軽い呼びかけ。
③ PUT IN
- put in = 設置する / 導入する の句動詞。
- ここでは「(新しく)設置した・作った」の意味。
I’LL HAVE THREE LARGE KRABBY PATTIES.
「クラビー・パティを大きいの3つください。」
① I’LL
- I will の短縮形。
- 未来の意思やその場での決定を表す。
- レストランやお店で注文するときは「〜にします」という丁寧な表現になる。
Boy, I don’t know how I think of this stuff, but I think I got a winner.
「いやあ、自分でもどうしてこんなこと思いつくのかわからないけど、今回は当たりだと思うよ!」
① Boy,
→ 感嘆詞(interjection)
- 「うわぁ」「まいったな」「いやあ」などの感情を表す一言。
- 話し手が驚いたり、感心したり、あきれたりするときに使う。
③ how I think of this stuff
→ 「どうやってこんなことを思いつくのか」
これは「I don’t know」の**目的語(=“何がわからないか”)**になっています。
- how(どのように)=疑問詞
- I think of(私は〜を思いつく)=動詞フレーズ
- this stuff(このネタ/こういうこと)=目的語
🔹「think of 〜」=「〜を思いつく」「〜を考えつく」
🔹「stuff」=「もの」「こと」(くだけた表現)
単語 | 意味 | 数えられる? | 使い方のニュアンス |
---|---|---|---|
thing(もの・こと) | 具体的・個別の「もの」 | ✅ 可算名詞(数えられる) | はっきりしたモノやコトを指す |
stuff(もの・こと) | 漠然とした「もの」「材料」「道具」など | ❌ 不可算名詞(数えられない) | まとまり・全体・抽象的なモノを指す |
⑤ I think I got a winner.
→ 「今回はうまくいったと思う」「これは当たりだ!」
Sounds like a lot of extra work to me.
「(それは)私には、たくさんの余計な仕事のように聞こえる」
=「なんか大変そうだなぁ」というニュアンス。
① 主語(It)が省略されている
本来の文はこうです👇
It sounds like a lot of extra work to me.
英語では、会話中によく「It」などの主語を省略します。
→ 「(それは)私にはたくさんの余計な仕事に聞こえるなぁ」という意味。
② 動詞:sounds(自動詞)like~
- sound は「〜に聞こえる」「〜に思える」という自動詞。
- 感覚を表す動詞のひとつです(look, feel, taste, smell と同じ仲間)。
💡 構文パターン:
sounds + like + 名詞(節)
例:
- That sounds like fun.(楽しそうだね)
③ a lot of extra work
a lot of (たくさんの)
比較項目 | many | a lot of |
---|---|---|
意味 | たくさんの(数) | たくさんの(数・量) |
名詞の種類 | 可算名詞(数えられる名詞) | 可算名詞・不可算名詞どちらもOK |
文体 | ややフォーマル | カジュアル・日常的 |
主な使いどころ | 書き言葉・疑問文・否定文 | 話し言葉・肯定文 |
extra work(余分な仕事)
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